まあるい生活

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災害支援についての考え方

前回のブログで、与える側も受け取っている、と書いたのですが、元旦におきた能登半島地震のような災害では話が変わります。

あのような壊滅的な被害にあわれた方への支援は、スピードと質量が求められます。そして、シンプルに支援する。個人的には初期は小回りの利き信頼のおける地元のNPO団体、そして当該市町村に直接、というのが効率が良いように思います。大きな団体では現地にお金が届くまでに時間がかかりますし、必要経費も大きく目減りしてしまうと思います。ただ、広く浅くお金を集めるチカラはあるので買い物に行くたびに小銭を寄附するような利用の仕方には向いているでしょう。

ふるさと納税についてはやらないよりはマシなのかもしれませんが、現段階で見返りを求めることが必要でしょうか。今後数年継続して行うのなら良いかもしれません。

あと、ボランティアに行った人を叩く、そのようなエネルギーは非常に無駄な気がします。現地に居ない人間に判断など下せるものではありません。国が情報を収集しているなら、もっとスピード感をもって情報公開してもらいたいと思います。なにか不透明感を感じるから声を荒げる人、叩く人が出てくるのだと思います。こんなことに心を煩わせているのも無駄だと思うので、ここに書き出して終わりにしたいと思います。
もし自分があんな災害の当事者だったら、寒さで力尽き、感情もネガティヴに傾いてほぼ死んでいるはずです。寒さの中で亡くなった方々のご冥福をお祈りすると共に、心身共に傷ついた方々のご回復を心よりお祈り申し上げます。